チャイルドシート「助手席はNG」！命を守る正しい使い方をもう一度見直そう

2025年春の全国交通安全運動では、「チャイルドシートの適切な使用」が重要なテーマに掲げられています。特に問題視されているのが、チャイルドシートを助手席に設置する誤った使い方です。

■ 助手席チャイルドシートは「全年齢で誤使用」

助手席に後ろ向きのチャイルドシートを取り付けると、エアバッグの衝撃で子どもが座席に押し付けられ、重傷を負うリスクが高まります。実際、前席に設置したチャイルドシートでは、死亡や重傷の割合が後席よりも高いというデータもあります。

🚫「運転中に顔が見えるから」と助手席に設置するのは絶対にNG。
✅「12歳以下の子どもは後部座席が安全」と、米国でも明確に推奨されています。

■ 正しく使えていますか？ チャイルドシートのチェックポイント

• 1歳未満の乳児は後ろ向きに固定
  　首の筋肉が弱いため、事故の衝撃から守るには後ろ向きでの設置が重要です。

• できるだけ長く後ろ向き使用を継続
  　アメリカでは2歳まで後ろ向きを義務化している州も。日本でも見直しが求められています。

• 6歳を過ぎても150cm未満はジュニアシートが必要
  　大人用シートベルトが身体に合わず、かえって危険な場合があります。

• 取付けやハーネスの誤使用も多発
  　ハーネスの締め忘れ、ねじれ、角度の不適切さが原因で重傷になるケースも。説明書や動画を活用して再確認を。

■ まとめ

チャイルドシートは、命を守るための大切な装備。
「助手席は便利だから」「泣くから前に乗せる」ではなく、子どもの安全を最優先に考えましょう。
今一度、正しい設置場所と装着方法を確認し、安全なドライブを心がけてください。

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