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夏の車内放置は危険!

夏の車内放置は危険!スマホやモバイルバッテリーが発火する可能性も

夏の炎天下では、駐車中の車内温度が想像以上の速さで上昇します。

エアコンが効いている間は快適でも、車を降りてエンジンを止めると、わずかな時間で車内は危険な暑さになります。

特に注意したいのが、スマートフォンやモバイルバッテリー、携帯用扇風機などに使われているリチウムイオン電池です。

高温の車内に放置すると、電池が劣化するだけでなく、発煙や発火につながるおそれがあります。


炎天下の車内は50℃以上になる

JAFが真夏に行ったテストでは、外気温35℃の環境で車を炎天下に4時間駐車したところ、車内温度は最高で**52~57℃**まで上昇しました。

さらに、直射日光が当たり続けるダッシュボードは、最高で**74~79℃**に達しています。

つまり、車内全体が70℃を超えるわけではありませんが、ダッシュボードやその周辺は、やけどをするほどの高温になる可能性があります。

ハンドルやシート、スマートフォンなども非常に熱くなるため注意が必要です。


エアコン停止から15分でも危険

高速道路のサービスエリアやコンビニなどで、

「少し休憩するだけだから」
「買い物はすぐ終わるから」

と車を離れることがあります。

しかし、エアコンを止めた車内は急激に温度が上昇します。

JAFのテストでは、エアコン停止からわずか15分ほどで、熱中症指数が危険レベルに達したケースも確認されています。

短時間であっても、子どもや高齢者、ペットを車内に残すことは絶対に避けましょう。


スマホやモバイルバッテリーも車内放置NG

夏の車内で注意したいのは、人やペットだけではありません。

次のような製品には、リチウムイオン電池が使われていることがあります。

  • スマートフォン
  • タブレット
  • モバイルバッテリー
  • 携帯用扇風機
  • ワイヤレスイヤホン
  • カメラ
  • 電子たばこ
  • ゲーム機
  • ポータブル電源

これらを高温の車内やダッシュボードの上に放置すると、バッテリーが膨張したり、発煙・発火したりする危険があります。

特に直射日光が当たる場所は温度が非常に高くなるため、短時間の駐車でも車内に置いたままにしないことが大切です。


リチウムイオン電池の事故は増加傾向

製品評価技術基盤機構「NITE」に通知された情報では、2020年から2024年までの5年間に、リチウムイオン電池搭載製品の事故が1,860件発生しています。

そのうち約85%にあたる1,587件が火災事故に発展しました。

事故は気温が上がる春から夏に増える傾向があり、特に6月から8月にかけて多くなるとされています。

リチウムイオン電池には燃えやすい電解液が使われているため、一度発火すると大きな火災につながる可能性があります。


火災事故を防ぐ3つのポイント

1.信頼できる製品を購入する

モバイルバッテリーなどを購入するときは、価格だけで選ばないことが重要です。

  • 連絡先が確認できるメーカーや販売店から購入する
  • リコール対象になっていないか確認する
  • 安すぎる非純正バッテリーには注意する
  • 必要な安全表示を確認する

純正品ではない製品がすべて危険というわけではありませんが、安全性や品質が確認できない製品は避けたほうが安心です。


2.高温や衝撃を避けて正しく使う

リチウムイオン電池は、熱や強い衝撃に弱い特徴があります。

  • 炎天下の車内に放置しない
  • ダッシュボードの上に置かない
  • 落としたり強くぶつけたりしない
  • 布団やバッグの中で充電しない
  • 指定された充電器を使用する

高温になりやすい場所や、熱がこもる場所での充電は避けましょう。


3.異常を感じたらすぐに使用を中止する

次のような症状がある場合は、そのまま使い続けないでください。

  • 本体が異常に熱い
  • バッテリーが膨らんでいる
  • 焦げたような臭いがする
  • 充電中に異音がする
  • 充電できない、または急激に減る

異常を感じたら、すぐに充電や使用を中止し、メーカーや販売店へ相談しましょう。


万が一発火した場合はどうする?

リチウムイオン電池が発火した場合は、無理に近づかず、安全を確保することが最優先です。

可能であれば大量の水で冷却しながら消火し、すぐに119番へ通報してください。

ただし、火が大きくなっている場合や、煙が充満している場合は、自分で消火しようとせず、その場から離れて消防へ連絡しましょう。

一度火が消えたように見えても、再び発火する可能性があります。


車を離れる前に確認しよう

夏に車から降りるときは、次のものを車内に置いたままにしていないか確認しましょう。

✅ スマートフォン

✅ モバイルバッテリー

✅ 携帯用扇風機

✅ タブレットやゲーム機

✅ スプレー缶やライター

✅ ペットボトル

✅ 子ども・高齢者・ペット

「少しの時間だから大丈夫」と考えず、持ち出せるものは車外へ持っていくことが大切です。


まとめ

真夏の炎天下では、車内温度は50℃以上、ダッシュボード付近は70℃を超えることがあります。

このような環境にスマートフォンやモバイルバッテリーなどを放置すると、故障だけでなく発煙・発火事故につながるおそれがあります。

夏の車内では、

人・ペット・リチウムイオン電池搭載製品を放置しない

ことを徹底しましょう。

短時間の駐車でも油断せず、車から離れる際には車内を確認し、安全で安心なカーライフを心がけることが大切です。

 

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