赤信号でのスマホ赤信号での使用は違反？

運転中の「ながらスマホ」 赤信号での使用は違反？警察の見解と注意点

ゴールデンウィークなどの大型連休で車の利用が増える中、「ながらスマホ」による事故が依然として問題になっています。

■「ながらスマホ」は厳罰化されている

2019年12月から、運転中にスマートフォンや携帯電話を使用する「ながらスマホ」に対する罰則が大幅に強化されました。

【保持（スマホを持って操作・注視など）】

• 罰則：6か月以下の懲役または10万円以下の罰金

• 反則金：普通車で1万8000円（反則金納付で罰則は免除）

• 違反点数：3点

【交通の危険（スマホ操作により事故等を起こした場合）】

• 罰則：1年以下の懲役または30万円以下の罰金

• 反則金：非反則行為のため、罰則が適用

• 違反点数：6点（免許停止の対象）

これらは、運転中のわずかな油断が重大事故につながる可能性があるため、非常に厳しく取り締まられています。

■では赤信号で停止中のスマホ操作はどうなる？

警察によると、

「車両が完全に停止している間のスマホ操作は、直ちには交通違反にはなりません」

つまり、赤信号などで車が止まっている間にスマホを触ること自体は、法律上の違反ではないということです。

■違反ではないが“危険”である理由

島根県警は次のように注意を促しています。

「信号待ちの短時間でスマホを操作していると、信号が変わったことに気づかず、発進を慌てたり、周囲の状況を見落として事故につながる危険がある」

違反ではないとはいえ、注意散漫となりやすく、運転操作のミスや周囲への危険を引き起こす可能性は非常に高いのです。

■まとめ

• 運転中の「ながらスマホ」は違反で厳罰対象

• 赤信号で停止中の使用は違反にならないが推奨されない

• 少しの油断が事故や危険に直結する可能性あり

• 信号待ちでもスマホは控え、周囲に注意を向けましょう

安全運転は「スマホを見ない」ことから始まります。
連休中のドライブでも、ルールとマナーを守って安全第一で過ごしましょう。

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