飛び石を防ぐには？

■ 飛び石はなぜ起こる？

飛び石は、道路上の小石がタイヤで跳ね上げられ、前後・対向車に飛んでくることが原因です。とくに冬から春先にかけては発生が多くなる季節であり、次のような理由があります。

• スタッドレスタイヤは溝が深く、小石を挟みやすいため飛ばしやすい

• 寒冷地の凍結でアスファルトが割れ、道路に砂利が増える

• 除雪や滑り止め用の砂が道路上に残ることで飛び石リスクが上昇

■ 飛び石を防ぐには？

完全に防ぐのは難しいですが、被害を最小限に抑えるには以下のような対策が有効です。

• 前方車両と十分な車間距離を保つ

• 砂利道や工事区間ではスピードを落とす

• トラックや大型車の後方走行を避ける

■ 飛び石によるヒビ、どう対処する？

小さなヒビでも放置はNG。走行中の振動や温度変化でヒビがどんどん広がる恐れがあります。

• 小さな傷ならガラスリペア（硬化剤注入）で対応可能（費用：2〜3万円）

• ヒビが大きく進行している場合はガラス交換が必要（10万円以上の出費も）

なるべく早く修理することが、安全面でも費用面でも賢明な判断といえるでしょう。

■ まとめ

春先は飛び石のリスクが高まる季節です。**「車間距離を空ける」「走行状況をこまめに確認する」**といった日頃の注意で、トラブルを回避できることもあります。もし被害に遭ったら、小さなヒビでも早めの補修が大切です。安全なドライブのためにも、こまめな点検と予防意識を心がけましょう。