高速道路「深夜割引制度」が大きく変わる

【2025年7月に変更予定】高速道路「深夜割引制度」が大きく変わる！GWが“現行ルール”最後の大型連休に？

2025年7月頃、高速道路の「深夜割引制度」が大きく変更される見込みです。
このゴールデンウィーク（GW）は、現行の深夜割引を利用できる最後の大型連休となりそうです。

■ 現行の深夜割引とは？

現在の制度では、0時〜4時の間に少しでも高速道路を走行すれば、全行程の通行料が30％割引となる仕組みです。

■ 2025年7月からの変更点（予定）

深夜割引制度は、次の3つの大きなポイントが変わります。

【1】適用時間が拡大！「22時〜翌5時」に

現行の0時〜4時（4時間）から、**22時〜翌5時（7時間）**へと拡大されます。

【2】割引対象は“走行距離分のみ”に変更

これまでの「時間内に少しでも走行すれば全区間が割引」から、
実際に22時〜翌5時に走行した距離分だけが割引対象になります。

例：

• 通常料金：2,170円

• 全区間74.1kmを0時〜1時に走行 → 全体が対象 ⇒ 650円還元

• うち38.1kmのみ対象時間内走行 → 330円還元

※22時台に高速道路を降りた場合は、**割引率20％**となります。

また、1,000km以上走行した場合は、超過分も割引対象に加算されます。

【3】割引は「後日還元型」に変更

従来は料金所で割引が即時反映されていましたが、
今後は後日ポイントなどで還元される仕組みに変わります。

還元を受けるには以下のいずれかが必要です：

• ETCマイレージサービスの登録
  　→ 翌月20日にポイントとして付与

• ETCコーポレートカードの利用
  　→ 利用料金から割引が差し引かれて請求

※料金所では通常料金が表示され、即時の割引はされません。

■ なぜ見直されるのか？

深夜割引の適用を待つ車両の滞留や、トラックドライバーへの過度な負担が問題視されてきたため、制度の見直しに至ったとされています。

■ GWは最後の「現行深夜割引」大型連休に

なお、GWや3連休は休日割引の適用外となっていますが、2025年のGWまでは現行の深夜割引が利用可能です。
現行制度を活用したい方にとっては、このGWが最後のチャンスとなる可能性があります。

■ 今後のスケジュール

具体的な変更日は2025年7月頃とされていますが、高速道路各社は詳細が決まり次第、公式サイトなどで案内する予定です。

まとめ：

• 現在の深夜割引は「全行程30％オフ」

• 7月からは「時間内走行分のみ割引」＋「後日還元制」に変更

• 対象時間は「22時〜翌5時」と拡大

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