運転中に地震が発生したときの3つの基本行動

- 安全に停車する
- 急ブレーキや急ハンドルを避け、ハザードランプを点灯させながら車を道路の左側に寄せます。
- 信号や街路樹、建物の窓ガラスが倒れる恐れがあるため、こうした物からできるだけ離れた場所に停車することが望ましいです。
- 周囲に歩行者がいる場合は十分に注意しながら、妨げにならないように配慮します。
- 揺れが収まるまで車内で待機
- 海沿いや山・崖の近くなど「車内にいるほうが危険」な場所を除き、揺れが収まるまでは車内に留まります。
- カーラジオやスマートフォンを使って地震や交通に関する情報を収集しましょう。
- 再び運転する際の確認
- 揺れが収まったら、信号機が動作しているか、道路の損壊や障害物がないかを確認します。
- 停車時と同様、周囲に注意しながら慎重に運転を再開してください。
車を置いて避難する場合の手順

場合によっては、車を置いて避難する必要があります。その際の注意点は以下の通りです:
- 車を移動する場所
- 緊急車両や避難者の妨げにならないよう、道路外や左側に車を寄せて停車します。
- 車から降りる際の行動
- エンジンを切る
- キーをつけたまま(警察や消防が移動させられるようにするため)
- 窓を閉める
- ドアロックはしない
- 重要品を持ち出す
- 車検証や貴重品を必ず携帯し、安全な場所へ速やかに避難します。
事前の備え
- 車内の整理
- 車検証や貴重品はすぐに取り出せる場所に保管しましょう。
- 不要な貴重品や高価な荷物を車内に放置しないことも重要です。
- 防災グッズの準備
- 飲料水や非常食、懐中電灯、ブランケットなどを車内に常備しておくと安心です。
- スマートフォンの充電器やモバイルバッテリーも準備しておきましょう。
- 情報収集手段の確認
- カーラジオやスマートフォンを活用し、地震や交通に関する情報をリアルタイムで収集できる環境を整えましょう。
地震時の車内での安全確保のポイント
- 車内は外部からの衝撃をある程度防げるため、基本的には安全な避難場所です。
- 車両が転倒するリスクの少ない平坦で安定した場所を選びましょう。
- 揺れが非常に大きい場合でも、落ち着いて行動することが重要です。
まとめ
運転中に地震が発生した際は、 「安全に停車」「揺れが収まるまで待機」「周囲確認後に行動」 の3つを基本行動として守りましょう。また、車を置いて避難する際は、エンジンを切り、貴重品を持って避難することが大切です。
事前に車内の整理や防災グッズの準備をしておけば、緊急時にも落ち着いて対処できます。災害に備えた意識と準備を心がけましょう
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